東京神殿、一般公開へ
オープンハウスおよび再奉献の日程が公表される
末日聖徒イエス・キリスト教会東京神殿が、大規模な改装工事を終えて一般公開されることが発表された。2022年6月3日(金)から2022年6月18日(土)(6月5日および12日(日)を除く)まで、オープンハウス(内覧会)が予定されている。
1980年に奉献された東京神殿は、内部、外部、別館の改築を含む大幅な改装のため、2017年9月30日以来閉館されていた。神殿は通常、建築あるいは改装後に奉献式と呼ばれる儀礼の前にオープンハウスを開催し、誰でも自由に見学できるように一般公開されることが通例になっている。東京神殿は、世界では18番目、アジアにおいては歴史的な最初の神殿として建設された。現在、世界中で稼働中、建設中、あるいは建設が発表された神殿の総数は265で、この中には福岡神殿と札幌神殿、また建築完了間近の沖縄神殿が含まれている。国内のこれら4つの神殿は各管轄区に分けられ、現在国内261の集会所に集う13万人以上の日本の教会員にとって神聖で特別な場所となっている。
今回の一般公開は、1980年の開館以来42年ぶりとなる。改装工事が完了し、奉献式を行うまでの期間、再び、一般の方々を神殿内に迎え入れ、自由に見学していただける特別な機会となる。
末日聖徒イエス・キリスト教会の神殿は、会員が日曜日の礼拝のために集う集会所とは異なり、家族が永遠に結ばれる、信仰上最も神聖な儀式が行われる「主の宮」あるいは「主の家」として位置づけられている。
東京神殿は、歴史の深い有栖川記念公園の向かいに位置し、その美しさと神聖さゆえに、多くの人から愛されてきた。一般公開後、2022年7月3日(日)に正式に再奉献される。その前日の2022年7月2日(土)には、ユースディボーショナルと呼ばれる青少年のための集会が予定されている。
今回の改装工事を請け負った株式会社竹中工務店は、東京神殿一連の改装・別館建築工事においてすぐれた安全衛生措置を行ったとして、令和3年に建築業界では権威の高い厚生労働大臣表彰を受けている。そのような優れた技術と配慮により東京神殿の改装が行われたことに感謝している。
アジア北地域会長会会長の和田貴志長老は、「コロナ感染症予防のために長らく再奉献とオープンハウスが延期されてきましたが、ようやく多くのご友人の方々、近隣の方々、会員の皆様を東京神殿にお迎えできるようになり、この特別な機会を心から楽しみにしています。神殿は、神様と自分との関係を強め、先祖と子孫を結び、家族の絆を強める平安な場所です。是非、多くの皆様においでいただき、その平安を感じていただけるよう願っています」と述べている。
一般公開の前には、特別に教会指導者が来日し、メディア関係者を迎えて行われるプレスカンファレンスが予定されている。
問合わせ先
東京神殿オープンハウス実行委員会