神殿とは

WHAT IS A TEMPLE

「神殿で過ごす皆さんの時間は確かに人生を変えてくれます。さらにすばらしい調和と愛が皆さんの家庭にもたらされるように、また、永遠の家族関係を大切にしたいという望みが深まるように祝福します。」

ラッセル・M・ネルソン大管長

末日聖徒イエス・キリスト教会 大管長

神殿とは

末日聖徒イエス・キリスト教会は、1830年代から神殿を建設してきました。神殿は「神の宮」すなわち「神の家」(House of the Lord)と考えられており、神聖で平安な場所です。神殿は、神と神聖な約束を交わす場所です。また、結婚や家族の永遠の結び固めなど、最も崇高な儀式が行われる場所でもあります。

「神殿 – 時を越えて – 」

神殿とはどのような建物で何のために建てられるのか、こちらで簡単に紹介しています。

「神殿は人生についての疑問に不変の答えを与えてくれる場所です。

皆さんはこう自問したことがないでしょうか。『わたしはどこから来たのだろうか。なぜここにいるのだ ろうか。これからどこに行こうとしているのだろうか。わたしを創造された御方とわたしはどのようなつながりがあるのだろうか。死によって大切な人々とのつながりも絶えてしまうのだろうか。家族はどうなるのだろうか。この世の生涯を終えた後も、別の世があるのだろうか。もしそうだとしたら、そこでまた親しい人々と会えるのだろうか。』

これらの質問に対する答えは、この世の知恵で得られるものではありません。啓示された神の言葉の中でしか得られないのです。末日聖徒イエス・キリスト教会の神殿は、これらの疑問をはじめとする、永遠にかかわる疑問に答えを与えてくれる神聖な建物です。どの神殿も主の宮として、この世の事柄から隔たった、神聖で平安な場所として奉献されています。そこでは真理が教えられ、永遠の事柄についての知識を与える儀式が執行されます。」

ゴードン・B・ヒンクレー大管長

末日聖徒イエス・キリスト教会 大管長

「それぞれの神殿が世界を照らすかがり火であり希望です。神の宮居である神殿はわたしたちがこの世を去った後も人生が続くことを信じていることの表れであり、わたしたちや家族を永遠の命に備えさせてくれます。神殿は今もまた永遠にわたっても、わたしたちを幸福に導く神の計画の中で、神聖で必要な一部なのです。」

ラッセル・M・ネルソン大管長

末日聖徒イエス・キリスト教会 大管長, 2011年4月総大会

家族を永遠に結ぶ

家族は永遠である

末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は、すべての人はこの世に生まれる前、 霊の状態で、天の父である神とともに住んでいたと信じています。わたしたちは、現世で様々な経験を通して学び、 成長するために地上に来ています。この地上で福音の原則に従うことによって、わたしたちはそれぞれ神の御前に戻り、そこで家族とともに永遠に生きることができるのです。

末日聖徒イエス・キリスト教会は、地上での家族関係が死後も続くこと、神殿で夫婦や家族として「結び固め」(Sealing)という儀式を受けることで、永遠に家族として共にいられると信じています。

このように、末日聖徒の神殿は、日曜日に集う礼拝堂とは異なり、「永遠の結婚」や、個人や家族を中心としたその他の儀式のために特別に建てられています。神殿で交わす約束を永遠のものとするために、夫と妻は互いに愛し合い、生涯を通じて愛と思いやりに満ちた人生を歩み続けるために助け合うことができます。

「神殿で行われることの大半は、家族に関係しています。わたしたちはこの世に生まれる以前に神の子供として存在していました。ちょうどそれと同じように、わたしたちは死後 も生き続けます。わたしたちにはこの世で大切にしている満ち足りた人間関係がありますが、その中でも最も意義深く美しいものは家族の中に 存在します。このきずなは次の世で も断ち切られることはありません。

女性を心から愛した男性、あるいは男性を心から愛した女性で、二人の愛が死後も続くことを願わない人がいるでしょうか。子供を亡くした両 親で、次の世で再びわが子を腕に抱く日を願わない人がいるでしょうか。 人間の最も貴重な属性は愛であり、それは家族関係の中に最もよく表れます。永遠の命を信じていながら、天におられる神が息子、娘に対して、この愛を示してくださらないのではと思う人がいるでしょうか。そのような人はいないはずです。わたしたちの理性が家族のきずなは死後も続くことを悟らせてくれるからです。 人の魂がそう願っているからです。そして神はその実現の方法を啓示してくださいました。主の宮での神聖な儀式こそがそれなのです。」

ゴードン・B・ヒンクレー大管長

末日聖徒イエス・キリスト教会 大管長

神殿と家系図

神殿には、生きている家族を永遠に結びつけるだけでなく、もう一つの大きな目的があります。人類の歴史が始まって以来、このような神殿結婚をする機会を得られずに亡くなった数えきれないほど多くの人々のために、生きている人が彼らに代わって神殿の儀式を執り行うことができます。

一般的には末日聖徒イエス・キリスト教会の会員が、亡くなった先祖の代わりを務めて、一人一人のバプテスマの儀式や、夫婦や親子としての結び固めの儀式などを行います。ただし、 亡くなった人々にも選択する自由があるので、 神殿で先祖のために行われた儀式はすべて、それぞれの人が来世でその儀式を喜んで受け入れた場合に初めて有効となります。

ファミリーヒストリー ~先祖に心を向ける~

末日聖徒イエス・キリスト教会は先祖に心を向け、先祖について知ることを大切にしています。人は誰もが親、祖父母、さらに数知れない先祖とつながっています。先祖について調べ、その受け継ぎに感謝すると、わたしたち自身の生活がより豊かになると信じています。

詳しくは、 ファミリーサーチをご覧ください。

東京神殿の歴史

神殿建設の発表

1949年、当時教会指導者のひとりであったマシュー・カウリー長老は、将来日本に幾つかの神殿が建つだろうと預言したことが記録されています。

その約25年後の1975年8月9日、スペンサー・W・キンボール大管長が来日し、武道館で日本全国の会員向けに開かれた地域大会で、およそ9,800人の会員を前に、日本に神殿が建設されることを発表しました。通訳がまだ終わらないうちに聴衆の中にどよめきが起こり、拍手が沸き起こりました。キンボール大管長によって披露された完成予想図を目にして、会員達は長く待ち望んでいた神殿がようやく日本に建てられることを実感し、涙を流しました。

神殿の建設予定地は、当時の伝道本部があった東京南麻布の一角で、日本でも有数の高級住宅地の一区画の1/4を占め、向かいには、皇族、有栖川宮親王の旧所有地である有栖川公園がありました。伝道本部の隣の、区画の北東角にも、公園に面した屋敷がありました。これは野村證券の創業者であった奥村家の所有地で、教会はこの土地を購入する事ができ、より広い土地を確保できたことにより、より大きな神殿を設計することが可能となりました。

アジアで最初に建てられた神殿

東京神殿は、世界で18番目、日本、アジアで最初に建てられた神殿です。土地の総面積は605坪、建物の総面積は4、886平米、地上4階地下1階建て、ステンドグラスが美しく、尖塔には、天使モロナイ像が設置されています。

東京神殿オープンハウス

1978年夏から1980年夏まで2年の歳月をかけて建築された東京神殿が完成しました。9月13日に開かれた記念式典に続いて、9月から10月18日まで1か月間一般公開され、松下電器産業の松下幸之助氏や、日本テレビの小林与三次社長、朝日放送の原清社長、中京テレビの佐藤社長、読売ジャイアンツのシビン選手ご夫妻、 日本家系図学会会長の丹羽基二氏を初め、政財界、宗教界、教育界の名士の方々を含む、のべ15万人が訪問されました。

奉献式

10月27日、当時の教会の大管長であったスペンサー・W・キンボール大管長を初めとする教会指導者が来日し、東京神殿の定礎式が行われ、引き続き4階で奉献式が行われました。また、全国から集まった教会員のために、吉祥寺の東京ステークセンターでは、10月28日、29日の2日間にわたって、合計6回の奉献式が行われました。

奉献後は、アジア初の神殿として、日本だけでなく近隣諸国の多くの会員を迎え、自身や先祖のための儀式が行われました。

閉館と全面改修工事

2017年9月30日、 建築後約40年を経過した東京神殿は、内部および外部を含めた大規模改修工事のために閉鎖されました。

2021年1月10日、神殿の隣に併設したステークセンターが完成しました。以前は、神殿の入り口は非常に狭く、結婚式の後の写真撮影は限られた人しか立てませんでしたが、今回の改修工事によって、新たに写真を撮影できるスポットができました。

2022年1月5日、神殿の隣の別館内の訪問者センターが開館しました。どなたでも自由にご覧いただけます。

「日本東京神殿訪問者センター 」

2022年1月,日本東京神殿訪問者センターがオープンしました。これは,末日聖徒イエス・キリスト教会の神殿という特別な礼拝の場について,またイエス・キリストの生涯と教えについて伝える展示施設です。どなたでも無料でご観覧いただけます。この動画では,東京神殿訪問者センターの展示設置の過程をご覧になれます。

東京神殿一般公開日発表

神殿の全面改修工事が終了した後も、コロナウイルス感染症の影響により、再奉献が長らく延期されていましたが、状況が改善し、ようやく再奉献とオープンハウスの日程が決定しました。

詳しいニュース記事はこちらから

2022年6月3日(金)-6月18日(土)(日曜日以外毎日)
9時-21時 (月曜日のみ9時-18時)

オープンハウスの期間は、どなたでも自由に入って見学していただくことができます。今回のオープンハウスは前回から42年ぶりになります。おそらく、次の機会は40年、50年先になることでしょう。是非、この特別な機会に、多くの皆様が日本東京神殿を訪れられ、日々の喧騒から離れて静寂で平安なひと時を過ごされ、ご自身の人生や使命について、また、先祖やご家族について思いをはせる機会としていただけるよう心より願っております。オープンハウスについての詳細・予約はこちら

住所:
末日聖徒イエス・キリスト教会
東京神殿 東京都港区南麻布5丁目8−10